こんにちは、エンです!
今朝はロングメニューのキャンセルが出てしまい、すっかりヒマ人となってしまったので
チラシ制作〜お勉強で時間を有効活用!
勉強でちょっと気持ちが高ぶってるのでこのままブログを書いています!
今日はぼくがどんなことを考えてカットしているのかをツラツラと書いていくので
ご興味あれば読んであげてください!
なりたいイメージでどう切るか、何で切るかを考える
例えば、重めがいいのか軽めがいいのか
まとまりが欲しいか動きが欲しいか
格好いいのかかわいいのか。
このあたりと今の髪の状態を考慮して、どう切るか、何で切るかを考えます!
ちなみに「何できるか」ですが、大きく2つあります。
シザーとレザーです!
シザーはカットラインが出やすいので重めのスタイルに最適で
レザーは柔らかい質感をつくるのにぴったりです!
ほかにもいろんな特徴があるので、それを踏まえて道具を選択しています!
膨らむところ、ヘコむところ、多いところ、少ないところ
人はそれぞれ頭の形も違えば、髪質、クセ、毛量など同じ人はいません。
これは家族でも同じですね!
年齢で髪質やクセも変わります。
今までと同じケアをしていても、年齢を重ねれば必要なものも変わっていきます。
基本的に年齢を重ねるほど、クセやパサつき、まとまりが出にくくなります
場所によってもクセの有無、大小、膨らみなど変わるので
パズルのように組み立ててカット、調整していきます!
セニングは髪の重なり、肌の見え方を意識しています!
セニング=梳きに関しては、あまりいいイメージを持っていない方もいます。
が、すごく大切な技術で慎重にすべき技術です!
あれは真っ赤なウソです!
セニングはまとまりも出せますが、少し間違えばスタイルを壊すことも可能です。
根元からスタイルが崩れてしまうとどうしようもありません。
セニングは長さを残しながらもフォルムを変えることができる技術です。
梳くべき場所と梳くべきじゃない場所を見極めながらハサミを入れることが大切です!
根本か中間か毛先か、裾か顔まわりか耳周りかなどなど
場所によって特徴があるのでそれを目で確認しながら梳いていきます!
ショートやボブの顔まわりや裾、耳周りの梳きには特に気をつかっていて
肌の透け具合やどうすればクセの収まりが良くなるかを考えています。
技術のアップデート
ぼくがカットを習ったのは23歳の頃。
今から13年前になります。
当時のカット理論のまま今を迎えていたら相当やばいことになってたのは間違いないです!
「美容師さんは流行に合わせて勉強しないといけないから大変ですね」と言われますが
まさにその通りで、知識や技術のアップデートは不可欠です。
ぼくは28歳のときに、三重に帰ってきたんですが
そのタイミングで1年間カット講習に通いました!
月1回大阪でやっていて、ウィッグ代入れると2,30万円くらい使ってたと思います。
#助成金もらえたので助かりました
独立した今はオンラインを中心に常に情報収集しています。
美容師は結構オンラインサロンが盛んで、勉強するのにも困らなくなりました!
去年導入した大人気の「酸性ストレート」も、
今も根強い人気の「マッサージシャンプー」もそうです!
そうやって、勉強→練習→実践を繰り返して精度をあげていっています!
なので、実はお話しながらも頭の中では常に思考を巡らせまくっているわけです!
こういったことって年数を重ねるほど、疑問に思うことが増えていくので
気づく力がどんどん磨かれているのかなーと思っています!
目の解像度が上がって、見えなかったものが見えてくるみたいな感覚です。
それをまたクリアするためにお勉強。
大変そうに見えるかもですが、壁をクリアしていくのは割と楽しいものです!
今年も日々精進していきますので、よろしくお願いいたします!